シリーズ <動きだす名画たち Masterpieces animated> 5. クロード・モネ

5. クロード・モネ
世界で制作された名画のアニメーションを紹介し、手短な解説を足してゆきます。
 名画に隠されていた面が見えてくるかもしれません。 時代をさかのぼりつつ、毎月配信する予定です。
 なお、拙書『受容から創造へ 文学・芸術に導かれて』 作品社 においても、ゴッホのアニメ化された名画『星月夜』が動きだします。


www.youtube.com
youtubeのチャンネルPhil Van Treurendより ”Monet Paintings Brought to Life: His Most Famous Art Animated by AI” 「モネの絵画に命が吹き込まれる: 彼の最も有名な芸術作品が AI によってアニメーション化される」

 クロード・モネ(1840-1926)は、フランス印象派の画家で、現代絵画にも大きな影響を与えた巨匠です。代表作はなんといっても『睡蓮』連作です。  
モネの睡蓮第二連作においても、プルーストのヴィヴォンヌ川描写においても、水面に空や木々が映り込み、水と空は関与し合います。水も空もそれぞれ個別の物質として注視されるのではなくなり、ここでも変貌し、互いに溶け合うかのようです。
  プルーストはモネの睡蓮第二連作をさらに独自に展開させて、水中にも「きらめく万華鏡」を見て取ります。この水中万華鏡は、ただ夕日を受けるだけでなく、それを反射させ、睡蓮に赤い縁を加えたりします。
  水、空、水面は相互に働きかけ合う、動きのある重層として把握されています。プルースト特有のものの見方の一端がうかがわれる描写です。
  また、プルーストはこのコンブレの川の情景を、「夕陽の夢想」と呼びましたが、モネ自身も夕方の睡蓮の池をとりわけ好んでいました。

拙書『受容から創造へ 文学・芸術に導かれて』 作品社      
是非、お手にとってみてください。

〇アマゾンへはこちらをクリックしてください ←
〇楽天ブックスへはこちらをクリックしてください ← 
〇本書の目次をご覧になれます。クリックしてください。 ←

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村