シリーズ <動きだす名画たち Masterpieces animated> 4. グスタフ・クリムト

4. グスタフ・クリムト
世界で制作された名画のアニメーションを紹介し、手短な解説を足してゆきます。
名画に隠されていた面が見えてくるかもしれません。 時代をさかのぼりつつ、毎月配信する予定です。
 なお、拙書『受容から創造へ 文学・芸術に導かれて』 作品社 においても、ゴッホのアニメ化された名画『星月夜』が動きだします。


www.youtube.com
youtube チャンネル Art Enigmaより
アニメ化された絵画は『アデーレ=ブロッホ夫人と風景』他

 オーストリアの画家グスタフ・クリムト(1862-1918)は、当時の保守的な美術家組合を嫌い、ウィーン分離派を結成し、その初代会長を務めています。モダンデザインの成立に大きな役割を果たしました。
 夫人像に漂う官能性は、時を超えて輝き続ける金箔によって保たれ、守られているように見えます。
 風景画も多く手がけましたが、平面的装飾的でありながら、どこか不安げな表現も感じられます。
 ジャポニズムに影響を受けていて、クリムトの諸作品からは日本の影響 ー たとえば、装飾性や平面処理など ー を指摘することができます。

拙書『受容から創造へ 文学・芸術に導かれて』 作品社  
是非、お手にとってみてください。

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