新シリーズ <動きだす名画たち Masterpieces animated> 1. ワシリー・カンディンスキー

1. ワシリー・カンディンスキー
世界で制作された名画のアニメーションを紹介し、手短な解説を足してゆきます。
名画に隠されていた面が見えてくるかもしれません。 時代をさかのぼりつつ、毎月配信する予定です。
 なお、拙書『受容から創造へ 文学・芸術に導かれて』 作品社 においても、ゴッホのアニメ化された名画『星月夜』が動きだします。


www.youtube.com
youtubeチャンネル、Bauhaus Movementより
"Wassily Kandinsky Animation"

 ロシア出身の画家ワシリー・カンディンスキー(1866-1944)は、抽象絵画創始者のひとりです。音に色彩を見て、色彩から音を聞き出す共感覚の持ち主で、印象派の画家クロード・モネの『積みわら』や、作曲家ワーグナーのオペラを聴いて衝撃を受け、30歳のときに、画家になることを決意します。
 掲出したアニメ化された作品『貫通する線』(1923)では、画面に四角と、三角と、円が一列に並びます。
音楽の要素を一度分解し、そのあとに異なる角度からそれらの断片を再構成した現代作曲家シェーンベルグの作曲方法に触発されたともいわれています。

拙書『受容から創造へ 文学・芸術に導かれて』 作品社  
是非、お手にとってみてください。

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